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エアゾール(スプレー)

エアゾール式殺虫剤は、LPG(液化石油ガス)やDME(ジメチルエーテル)などの噴射剤の圧力を利用して、 有効成分を含む殺虫剤を空中に微粒子状に噴霧する製品です。

エアゾール(スプレー)の上手な使い方

ムダづかいはやめましょう

便利なもので、ついつい使い過ぎることがあります。ハエ、蚊用のエアゾールは6畳間くらいですと1回に5秒から10秒の噴射で十分効果があります。

上手に使い分けましょう

安全性には十分配慮していますが、人、食器、飲食物、おもちゃ、ペットなどにかからないように注意しましょう。魚の水槽にもかからないように気をつけてください。

※噴射後、直接吸い込まないように注意し、皮膚についてしまった時は、石けんと水で洗い流してください。

エアゾールは可燃性です

炎に向かって噴射しないでください。またストーブやガスコンロ、湯沸器など火気のそばで使わないで下さい。 車のフロントガラス周辺など40℃以上になるところや日光が直接あたるところには置かないようにしましょう。暖房器具(ファンヒーターなど)の周囲も温度が上がり破裂する危険がありますので置かないでください。またお子さまの手の届かないところに置いてください。長期保存する場合は直射日光を避け、できるだけ温度の高くないところで、缶のサビを防ぐために水まわりを避けるなど湿度の低い場所に保管してください。

使用後も注意!

使い切った缶は火の中には絶対に入れないでください。中身を全部使い切った後、各自治体の指示に従って捨ててください。
万一、使い切らずに捨てる場合は、火気がなく風通しのよい戸外で、ガスの音がしなくなるまで少しずつボタンを押して、完全にカラにしてから捨てましょう。中身排出機構の付いたエアゾール缶を廃棄する時は、使用説明に従い、風通しのいい安全な場所で中身を排出してください。

  1. ハエ・蚊用エアゾール

    主成分はノックダウン剤(虫を速くひっくり返す薬剤)およびキル剤(虫を致死させる薬剤)が配合されています。これらの成分の溶剤としては、脱臭処理された精製灯油が使用されています。

  2. ゴキブリ用エアゾール

    有効成分には、ピレスロイドを使用していますので、すばやく確実にゴキブリを駆除できます。

    •直接噴霧の場合
    直接ゴキブリに向けて噴霧してください。
    •表面(残留)塗布の場合
    ゴキブリの潜んでいる場所や通り道に噴霧してください。塗布された場所をゴキブリが通ることで、効果が発揮されます。
  3. ダニ用エアゾール

    畳やカーペットなどの表面に直接噴射するタイプや畳の中にも噴射できるように、さし込み式の針状ノズルで噴射できるタイプがあります。エアゾールタイプだけではなく、スプレータイプもあります。畳やカーペット表面に処理した後は、乳幼児が薬剤をなめないように、また薬剤が乾くまでは這わないように注意してください。また、繰り返し使用する場合は、1週間以上の間隔をあけて使用しましょう。

※ ご使用になられる製品の注意書きに従って使用して下さい。
それぞれの製品の詳しい情報は、各社ホームページ及びお問い合せ先等でご確認下さい。

  • 蚊取線香
  • 電気蚊取り(マット・液体式)
  • ファン式蚊取
  • エアゾール(スプレー)
  • ワンプッシュ式蚊取
  • 全量噴射式エアゾール
  • くん煙・くん蒸剤
  • 殺虫プレート
  • ゴキブリ用毒餌剤
  • 塗布型忌避剤(人体用虫除け)
  • 乳剤
  • 粉剤

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