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2014.09.05害虫情報

デング熱の国内感染症例について

厚生労働省より海外渡航歴の無い約60名のデング熱の感染が確認されたとの発表がありました(9月5日現在)。 海外で感染した患者は年間200例程度見つかっていますが、国内での感染は1945年以降約70年ぶりの事です。デング熱は東南アジアや中南米などの亜熱帯や熱帯地方で流行しているネッタイシマカや日本ではヒトスジシマカ(北限;青森県)によって媒介される感染症で、3~7日の潜伏期間の後、38~40度の高熱が出て、激しい頭痛や全身の筋肉痛、身体のだるさなどが生じる感染症です。

蚊に刺されない防除対策が非常に重要で、外出する時は、長そでシャツや長ズボンを着用し皮膚が露出しない様にすることや、忌避剤を使用することが推奨されております。 また、蚊の屋内への侵入を防ぐことや、もし蚊が侵入した場合は速やかに駆除することが肝要で、その際にはハエ蚊用エアゾール、蚊取線香、蚊取りマット、液体蚊取り、ワンプッシュ蚊取り等の家庭用殺虫剤の適切な使用が有効です。 其れら各殺虫剤の使い方と種類については、日本家庭用殺虫剤工業会のホームページに記載されておりますので、ご参照の上、適切なご使用をお奨め致します。また当工業会会員各社のホームページにもリンクしておりますので、併せてご参照ください。

使い方が簡単な家庭用殺虫剤を上手に使って蚊に刺されない様にすることが、デング熱の感染を防ぐ有効な手段となりますので、ぜひ当工業会ホームページの情報をご活用ください。
ヤブカ類(ヒトスジシマカ)

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